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体育祭

秋たけなわ、運動会・体育祭のシーズンになりました。我が校でも現在練習まっただ中。クラス対抗の得点種目練習の為、クラスが団結するかどうか重要な行事の一つである。
昔は運動会の華だった男子組み立て体操。全校女子による集団ダンス。今は懐かしい風景になってしまった。組み立て体操を運動会で取り上げなくなった理由ご存じですか?第一に子供達のけがが多いからです。ひどい時は鎖骨骨折など、組み立ての上に上がった生徒が落ちてという事例が多いのです。・・・・・とにかく無理もありません。鍛える体育からレクレーション的な体育になってしまったから、子供達の筋力は落ちる一方であり、我慢する心も薄らいでいます。だとすれば、自分が痛い思いをすれば、当然我慢をしなくなりますから、上に乗っている人の事など考える余裕もありません。その結果、落としてしまいけがをする事になるのです。学校では総合的学習が設定されてから、その時間を生み出す為に、一般教科の時数が「減らされてきました。中でも実技教科の激減は悲しいくらいです。音楽は週1時間。年間35時間しかありません。体育は年間90時間しかありません。これで体力が落ちたなどと嘆くのは文部科学省なのですから矛盾しています。体力が付きにくいカリキュラムにしたのはあなた達ですよ。そして、自慢だった日本の子供の数学の学力も落ちています。。。。。もう一度何が大切なのか考えて教育課程を見直して欲しいと現場からの切実な願いです。

by healgreen | 2005-09-15 23:56