人気ブログランキング | 話題のタグを見る

言葉は薬でなくてはならない

今日の朝日新聞「天声人語」の記事が気になった。
パワーハラスメントによって一人の会社員が自殺した。
以下朝陽新聞から引用・・
「給料泥棒だ」「存在が目障りだから消えてくれ」・・・心ない言葉の暴力を浴びせ続けられ一人の会社員が亡くなった。
誉める言葉に比べてけなす言葉はいくらでも涌いて出て来る。人間の醜い性。残された遺書には「会社をくいものにしている」「おまえのカミさんも気が知れん」。など殺伐とした言葉が並ぶ。
口をつく言葉は音や調子次第で、字面以上に凶暴になる。浴びた側の心の傷は「人格や存在自体を否定するものがあった」と裁判長は指摘している。
言葉は生き物である事を改めて考えさせられた。マイナスに働けば人の命を奪う凶器にもなりうる。。。。。。しかしプラスの面から考えれば・・・・寺山修司はこう言っている。

《深い裏切りにあった後でも、その一言によってなぐさむような言葉》である。
言葉は薬でなくてはならない

by healgreen | 2007-10-17 22:10 | コーチ